お墓 墓じまい

墓じまい

目次 墓じまいについて 墓じまいのご相談が非常に多くなっております。現在は遠隔地にお住まいの方が群馬県内の墓地を整理する事も多いです。 実際に墓じまいをする時の手続き、遺骨の管理等個々に状況も違うため、個別にご相談対応いたします。 最適な墓じまいの流れと金額をご提案させていただきます。 一般的な墓じまいの流れ ①遺骨の行き先を検討 解体工事前に遺骨行先について充分に検討します。後に親族間でトラブルのないようによく話し合いしましょう。 一般的に遺骨の行き先については次のような方法があります。 寺社の永代供養 ...

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お墓 リフォーム・修繕

倒壊の危険があるお墓の修繕

とある日の日曜日、お寺さんから「大至急来てくれないか」とのお話がありました。 到着すると、和尚さんと今回のお施主様となるお墓の持ち主の方が何やら神妙そうにお話をしています。 早速内容を伺うと、このお施主様のお墓の裏側の方から、「背面の外柵が倒れて来そうだから早めに修理してくれないか」との事でした。 私とお施主様、和尚さんの三人で実際に現場を確認すると、確かにお墓背面の壁が高く、傾いて今にも倒壊しそうです。 よく見てみると大切な基礎に所々割れが見られ、軽量ブロックで作られた土台も風化が進んでいるため、対応年 ...

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カタログ

桜井石材店カタログ【2023年版】

当店のカタログをどなたでもダンロードする事ができます。 下記ダウンロードボタンより保存してください。 fb2838013a6186210423f17265951696ダウンロード A4サイズ PDF(5.4MB) 桜井石材店カタログ【2023年版】を見てみる

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お墓 リフォーム・修繕

遠隔地からの墓地工事〜県外からのご相談

昨今の新型コロナウィルスにより当店も少なからず打撃を受けましたが、その中で強いて良かった点を挙げれば、これを機に会議やお打ち合わせなどのリモート化が進んだ所でしょうか。多くの企業様はもう既に当たり前のことだったかもしれませんが、当店のような小規模経営の個人店ではやろうと思っていてもなかなか進めることができませんでした。 当サイトも2020年春、最初の自粛期間の時間を使って立ち上げたものになります。その他にもこれまで想像もしていなかったオンラインリモートでお打ち合わせなど順次対応できるようになりました。 私 ...

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お墓 リフォーム・修繕 墓地 洋風

『狭所』洋風墓地工事(1m×1m) 

目次 墓所が小型化する理由とメリット 現在ニュースや各メディアで墓地の小型化についてよく耳にすると思います。 人口の多い大都市では骨壷だけを預けるマンション型や郵便ポストサイズなどもありますが、当店のある群馬県などの地方都市では一族の繋がりがまだ比較的強いせいか、基本的に大型の墓所が多い傾向にあります。 しかし近年になり各家族か進んでいる市街地に近い墓所などは段々と小型化が進んでいるようです。 寺社の境内墓所などでもランダムに建てられていた昔のお墓を整理・区画分けしたり、墓じまいをした墓所を分割して販売す ...

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お墓づくりの流れ

【ご相談〜完成まで】お墓ができるまでの流れ

一生のうちに何度もお墓を建てる方はそう多くはいらっしゃいません。皆さん一生に一度の事かと思います。 お客様より「お墓を作ろうと思うけど、どうしたらいいかわからないよ」という声をよくお聞きしますので、今回は初めてのご相談からお墓ができるまでの流れを紹介します。 ぜひお墓づくりの参考にしてください。 目次 初回ご相談〜打ち合わせ(2〜3週) 初回ご相談 初回ご相談 まずはお客様のご要望をお伺いします。内容としては大まかに次の6点になります。わかる所はあらかじめ考えておいてもいいですね。 建設予定墓地(墓所の大 ...

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お墓

納骨・戒名彫刻

目次 一般的な納骨時の準備品 納骨時に何を用意するのか、よくご相談を頂きます。 ここでは四十九日法要後、お墓の方で納骨するにあたっての一般的な準備品をご紹介しますので参考にしていただけたらと思います。 尚、以下は仏事での準備品になりますが神事等の宗教や宗派によっても違いがある場合もございますので詳しくは菩提寺様の方にお問い合わせ下さい。 遺骨   ※必須お線香  ※必須お花   ※必須野位牌(白木の位牌) ※必須七枚塔婆 ※あれば必須塔婆   ※あれば必須米団子(お供え分6個+参列人数分)お供え(果物等) ...

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お墓

当店の『人気石種』TOP5!

そういえば石の種類って言われても、白とか黒とかしか気にした事なかったわね。 そうですよね〜ほとんどの方は石のことってあまり考えた事ないと思います。 それではみなさんがどんな石を使ってお墓を作っているのか紹介しますね! いしぞうくん 現在、流通の発展によって世界中から数えきれない種類の石を手に入れることができます。しかしお墓に用いられている石種は全国的にもかなり限定的なのが実情です。 なぜなら〝価格〟〝品質〟〝埋蔵量〟などの理由で安定したものをお勧めしているからです。 よく霊園などで見かける石は、石屋さんが ...

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お墓 リフォーム・修繕

お墓のリフォーム

現在お墓を持っている方にとって、ご先祖様より受け継いだ墓石を残し、傷んでいる部分のみを新しい石に替えたいというご要望も少なくありません。なるべく既存の石を有効に使いつつ傷んでいる部分を交換、併せて不都合だった箇所を改善します。 目次 リフォーム例【その1】 Before 石塔まわりの大谷石が風化したので外柵だけを交換したい階段まわりが特に劣化しているので心配納骨室入り口が狭すぎて骨瓶が毎回入らない After 階段まわりを風化のない御影石に変更階段まわりはバリアフリーに改造。段差なしに。納骨室入り口を拡張 ...

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お墓 リフォーム・修繕

よくあるお墓の悩み

目次 こんなお墓の悩み、ありませんか? 現在お墓を持っていて建て替えをしたい。 実家(又は本家)のお墓があるが、自分の家族のものがないので新しく建てたい。 実家は遠方でお墓参りに行けないので地元で建て直したい。 以上のようにお客様のお墓を作る動機は様々ではありますが、どんな方でもご先祖様がいらっしゃる以上、身近にお墓があると思います。お墓作りで一番大切な事は、今までのお墓の悩みを把握し、その改善策を取り入れる事にあります。ここではよくあるお客様の悩みをご紹介します。自分の家のお墓はいかがでしょうか? 石の ...

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お墓

墓石の傾きが気になったら?【傾向と対策】

お客様から『うちのお墓、ちょっと傾いているように見えるんだけど』というご相談をよく受けます。周りの他のお墓や建物と比べてどうでしょうか?目視でも分かるとなると、実際にかなり傾いていると言えます。

この間そうじに行った際によく見たらうちのお墓、周りの家に比べると傾いているように見えるんだけど。。。

石ってすごく重いから、沈下しちゃったのかもしれないですね。

もしかしたら地盤も関係しているかも!心配だからちょっと見てみましょう!

いしぞうくん

目次

お墓が傾く傾向

基本的にはお墓の作りの特徴と関係するのですが、後ろ向きに沈み込んでしまう傾向があります。お墓全体の重さのバランスとして、石塔がある後ろ側に比重がかかっているからです。これらのようにどちらかが一方的に沈み込み、傾いて見える現象を『不同沈下』と言います。

もし、うちのお墓傾いている!と思ったら、次の2点、どちらに当てはまるかチェックしてみましょう。

① 石塔、その周りの外柵も傾いている ※基礎も割れていないかチェック!

墓所全体の地盤が弱いため比重の大きい方に傾いている可能性があります。

一度全て解体して基礎補強、もしくは基礎から組み立て直しになります。

基礎にヒビ割れがある場合は基礎からやり直しの可能性大。

② 石塔だけが傾いている

石塔の下にあるカロート(納骨室)が沈み込んでいます。

石塔を一度解体してカロートを補強、かさ上げ後に石塔組み立て直しになります。

カロートごとやり直しになる場合もあります。

いずれにせよ、傾きの原因を排除しない限りはまたすぐに再発してしまいますので慎重に対策を練りましょう。近年施工のお墓に関してはお墓の基礎もベタコンクリート(墓所内を全面的にコンクリートを打つ基礎)になっているため、不同沈下が起こりづらい仕様になっています。

軟弱地盤を見分けるヒント

では、地盤が弱いってどうやって見分けるのでしょう?現在は気になるお客様は施工前に別途地盤調査を行うこともできますが、いくつかのポイントがありますので自分のお墓の場所が当てはまるか確認して下さい。

  • 昔は斜面だった所を盛り土した
  • 昔は田畑だった所を盛り土した
  • 昔は池や沼だった所を盛り土した
  • お墓の周りに田んぼ、池や沼、湿地などがある
  • 雨が降ると水捌けが良くない

地名と地盤の関係について

実は地名と地盤は密接な関係があると昔から言われています。水を多く含んだ地盤は必然的に柔らかく、又、液状化しやすいためです。

地名の漢字の部首に“水“に関するものが含まれている場合、それに当てはまります。

現在の風景は開発されて違っても、かつてはそこに水が存在したからです。

前橋市の一例:上泉・亀泉・池端・天川・川曲・川原・公田・下川など

みなさまのお住まいも地域もぜひ参考にしてみて下さい。

場所によっては少し掘るだけでこのように水が湧き出るところもあります

お墓の傾き 修繕工事の実例

それでは実際に、かつては池だった所のお墓を修繕した例をご紹介します。

今回は一度基礎まで全て解体して、丸太杭を打ち込み、その後ベタ基礎打設して復元といった工事です。

一般住宅の場合杭は金属製の鋼菅杭が使用されますが、墓地の場合は最大の難問があります。

通路が狭いため杭打ちや転圧の重機が入らないのです。そのため多くの時間や手間を割いて地盤改良工事をする必要が出てきます。

上の写真は打ち込み後の丸太(左)、これから打ち込む丸太(右)です。

鋼管杭の場合は直径約14㎝程の筒状の杭を硬い地盤の支持層まで打ち込み、それによって沈下を防ぎます。今回は先にも触れた通り、全く重機が搬入できませんでしたので松の丸太杭を打ち込み、その杭の摩擦で沈下を防ぎます

鋼管杭もそうなのですが、打ち込んでしまうと腐食の原因(腐朽菌)となる酸素が地中にはないため、鋼管杭と同等の50年が対応年数と考えられています。※土木工事にも使用されています。また、自然素材ですので将来的にお墓を撤去処分することになった際には杭の撤去は要りません。

上の写真は打ち込みする際に液状化した泥が吹き出してきます

コンクリート基礎の乗る場所を密に打ち込んでいきます。

石を復元します。せっかくの機会ですので“かすがい”“L字プレート”などの金物で補強もしておきましょう!

修繕が進みました。隣のお墓はまだ沈下したままですのでどれだけ傾いていたか分かりますね。

修繕工事が完了しました!基礎からやり直しましたのでこれでもう心配は要りませんね。

御影石の立派な石ですので風化の心配もありません。代々末長く使っていただければ嬉しいです。

お墓の傾き まとめ 

もしもお墓の傾きが気になったら

  • 石塔だけが傾いているか確認
  • 外柵まで傾いているか確認
  • 基礎が割れていないか確認
  • 昔はどんな土地だったのか確認
  • そんな施工方法が最善か、お近くの石材店さんに相談しよう

これからお墓を建てる方向けガイド

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